透析患者さんの最新コロナウイルス感染状況【1月8日時点】

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2021年1月8日時点で発表されている透析患者さんのコロナ感染状況の記事です。
感染者数は増加の一途をたどり、2021年1月7日に一都三県で緊急事態宣言が発令されました。東京都では一日に2000人以上、全国でも6000人の感染者が出ている現在、感染者数が増えるにつれて医療現場がひっ迫し、6都道府県で医療体制が警戒レベル4(最大確保病床の占有率1/2以上)に引き上げられました。
以前より透析患者さんはコロナウイルスに感染すると重症化しやすいと言われており、透析患者さんはコロナウイルスに感染すると症状にかかわらず入院することになります。そのため、透析患者さんとってコロナウイルスに感染しないように日ごろから注意が必要です。

日本透析医会・日本透析医学会・日本腎臓学会 新型コロナウイルス感染対策合同委員会の発表された最新の感染状況を皆様にお伝えしたいと思います。

国内における透析患者さんのコロナウイルス感染状況

日本透析医会・日本透析医学会・日本腎臓学会 新型コロナウイルス感染対策合同委員会の発表では、累積感染者数は700名、死亡者数は83名となっております。(2021年1月8日時点)。12月25日よりも感染者は178名増加し、死亡者数は12名増加しております。

日本透析医会・日本透析医学会・日本腎臓学会 新型コロナウイルス感染対策合同委員会(1月8日時点)

一般人口の感染者数が増えると同様に透析患者さんの感染者も増加傾向にあります。

世代別感染患者数

透析患者世代別感染患者数

一般人口では20歳代・30歳代と若い年代の感染者が多いですが、透析患者さんは高齢化していることもあり、70歳代・80歳代の感染者が多いです。
また、死亡率も一般人口よりも高めになっているのが特徴です。

年代40歳未満40歳代50歳代60歳代70歳代80歳以上情報なし全体
患者数(人)126711015016613560700
死亡者数(人)018142832083
死亡率(%)01.57.39.316.923.7011.9
日本透析医会・日本透析医学会・日本腎臓学会 新型コロナウイルス感染対策合同委員会(1月8日時点)
厚生労働省,新型コロナウイルス感染症の国内発生動向(11月25日時点)

今回の記事は以上となります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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