11月27日時点で発表されている透析患者さんのコロナ感染状況の記事です。
先週に引き続き、一日の感染者数が2000人を超えています。それに伴い透析患者さんの感染者数も増加傾向です。以前より透析患者さんはコロナウイルスに感染すると重症化しやすいと言われており、死亡率も一般人口よりも高くなっております。
日本透析医会・日本透析医学会・日本腎臓学会 新型コロナウイルス感染対策合同委員会の発表された最新の感染状況を皆様にお伝えしたいと思います。
国内における透析患者さんのコロナウイルス感染状況
日本透析医会・日本透析医学会・日本腎臓学会 新型コロナウイルス感染対策合同委員会の発表では、累積感染者数は363名、死亡者数は47名となっております。(2020年11月27日時点)。11月20日よりも感染者は28名増加し、死亡者数は2名増加しました。
世代別感染患者数
透析患者世代別感染患者数
年代 | 40歳未満 | 40歳代 | 50歳代 | 60歳代 | 70歳代 | 80歳以上 | 情報なし | 全体 |
患者数(人) | 3 | 41 | 59 | 78 | 97 | 76 | 5 | 363 |
死亡者数(人) | 0 | 0 | 5 | 7 | 19 | 16 | 0 | 47 |
死亡率(%) | 0 | 0 | 8.5 | 9.0 | 19.6 | 21.1 | 0 | 12.9 |
今回の記事は以上となります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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