12月4日時点で発表されている透析患者さんのコロナ感染状況の記事です。
現在、感染者数が毎日更新しており、感染者数が増えるにつれて医療現場がひっ迫しているとニュースで取り上げています。
以前より透析患者さんはコロナウイルスに感染すると重症化しやすいと言われており、透析患者さんはコロナウイルスに感染すると症状にかかわらず入院することになります。
日本透析医会・日本透析医学会・日本腎臓学会 新型コロナウイルス感染対策合同委員会の発表された最新の感染状況を皆様にお伝えしたいと思います。
国内における透析患者さんのコロナウイルス感染状況
日本透析医会・日本透析医学会・日本腎臓学会 新型コロナウイルス感染対策合同委員会の発表では、累積感染者数は388名、死亡者数は49名となっております。(2020年12月4日時点)。11月27日よりも感染者は25名増加し、死亡者数は2名増加しております。
一般人口の感染者数が増えると同様に透析患者さんの感染者も増加傾向にあります。
世代別感染患者数
透析患者世代別感染患者数
一般人口では20歳代・30歳代と若い年代の感染者が多いですが、透析患者さんは高齢化していることもあり、70歳代・80歳代の感染者が多いです。
また、死亡率も一般人口よりも高めになっているのが特徴です。
年代 | 40歳未満 | 40歳代 | 50歳代 | 60歳代 | 70歳代 | 80歳以上 | 情報なし | 全体 |
患者数(人) | 3 | 47 | 68 | 81 | 99 | 82 | 8 | 388 |
死亡者数(人) | 0 | 0 | 5 | 8 | 20 | 16 | 0 | 49 |
死亡率(%) | 0 | 0 | 7.4 | 9.9 | 20.2 | 19.5 | 0 | 12.6 |
今回の記事は以上となります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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