透析患者さんの最新コロナウイルス感染状況【12月25日時点】

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12月25日時点で発表されている透析患者さんのコロナ感染状況の記事です。
東京都では毎日一日での最多感染者数が亢進され12月24日は過去最高の一日での感染者数が888人におよびました。また全国でも感染者数は増加傾向で毎日、全国で3000人以上の感染者が出ている現在、感染者数が増えるにつれて医療現場がひっ迫し医療体制が警戒レベル4に引き上げられました。
以前より透析患者さんはコロナウイルスに感染すると重症化しやすいと言われており、透析患者さんはコロナウイルスに感染すると症状にかかわらず入院することになります。そのため、透析患者さんとってコロナウイルスに感染しないように日ごろから注意が必要です。

日本透析医会・日本透析医学会・日本腎臓学会 新型コロナウイルス感染対策合同委員会の発表された最新の感染状況を皆様にお伝えしたいと思います。

国内における透析患者さんのコロナウイルス感染状況

日本透析医会・日本透析医学会・日本腎臓学会 新型コロナウイルス感染対策合同委員会の発表では、累積感染者数は522名、死亡者数は71名となっております。(2020年12月25日時点)。12月18日よりも感染者は47名増加し、死亡者数は5名増加しております。

日本透析医会・日本透析医学会・日本腎臓学会 新型コロナウイルス感染対策合同委員会(12月25日時点)

一般人口の感染者数が増えると同様に透析患者さんの感染者も増加傾向にあります。

世代別感染患者数

透析患者世代別感染患者数

一般人口では20歳代・30歳代と若い年代の感染者が多いですが、透析患者さんは高齢化していることもあり、70歳代・80歳代の感染者が多いです。
また、死亡率も一般人口よりも高めになっているのが特徴です。

年代40歳未満40歳代50歳代60歳代70歳代80歳以上情報なし全体
患者数(人)10568611812911211522
死亡者数(人)017122625071
死亡率(%)01.88.110.220.222.3013.6
日本透析医会・日本透析医学会・日本腎臓学会 新型コロナウイルス感染対策合同委員会(12月25日時点)
厚生労働省,新型コロナウイルス感染症の国内発生動向(11月25日時点)

今回の記事は以上となります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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